こんばんは。パレスチナアマルの北村です。
締めの挨拶をしなければ、と思うのですが、今朝から頭痛で寝込んでいます。大晦日なのに。まるで今年を象徴するような1日です。
今年はワクチン後遺症の闘病をしながら、先行支援の発送業務に励みました。
ワクチン後遺症は本当に強敵です。ブレインフォグ、脳疲労、強い倦怠感、手の痺れや強ばり、体中の痛み、炎症、癌の疑い等。思いもかけないような症状が現れて、その度に検査を受け、薬を増やし、リハビリをはじめました。
3ヶ月ほぼ寝たきりで、一定期間、医師から仕事を止められ、それでも先行支援の発送業務を再開しました。
刺繍をお届けするのに、長時間かかり、お2人のお客様が故人となられました。
ワクチンさえ打たなければと、本当に悔しくて、辛かったです。
それでも先行支援のお客様から、あたたかなメッセージを頂き、ありがたく思います。
今も週に3回通院していますが、常にガザのSulafaのパレスチナ刺繍ストールを身に付け、彼女たちからのパワーを感じながら闘病しています。
昨日、今年頑張った自分へのご褒美として、ちょっとしたお出かけにパレスチナ刺繍ガウンを着てみました。革ジャンの上からガウンを纏い、首元にフェイクファーを巻きました。
やっぱりこのガウンは凄い。
ガザで着ていた時、地元の女性たちに写真を撮らせて! と言われたのを思い出したのですが、やっぱりこのゴージャスな刺繍は素晴らしいです。そのまま無形文化遺産を纏っている感じ。
もうダメだ。ここが限界だと、何度も厳しい局面を迎えましたが、それでも希望を捨てずに続けられたのは、みなさまからの応援とSulafa @sulafa_embroidery の女性たちのサポートのお陰です。
本当に、ありがとうございました。
来年こそは、先行支援の全てお届けして、ワクチン後遺症を完治して、ガザのパレスチナ刺繍を広められるよう活動していきたいと思います。
みなさま、本当にありがとうございました。
素晴らしい年をお迎えください。
パレスチナ・アマル
北村記世実
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