■ 第４弾デザイン‐Happiness‐

Happinessというテーマを決めたものの、ガザは紛争や破壊、悲しみであふれています。思い悩んだ挙句、ロザンがたどり着いたのが、このデザインでした。
パレスチナのマスコットキャラクターHandara（ハンダラ）は、現地の有名な漫画家Naji al-Aliの登場人物。10歳の少年として描かれています。
難民となり、故郷に戻ることができるまで成長しないハンダラ。
後ろ手に握りしめられた手は、「outside solutions」の拒絶を象徴しています。
粗末な服を着て、裸足の姿は、貧しい人々への忠誠を象徴しています。ハンダラは、パレスチナのアイデンティティーと抵抗の象徴的シンボルとなっています。
GAZA Tシャツのデザイナーロザンは、「現実の拒絶」を表現しているハンダラの後ろ手に組まれた手を解き放ちました。そしてハンダラが、壁に「Happiness」とスマイルを描くというアレンジを加えました。パレスチナの人々は幸せになるのにふさわしいと、世界中に伝えるために。

本当はもう少し早く掲載したかったのですが、今日は娘の手術の術前検査があり、なんだか脱力してしまっていました。
ギリギリでも、本日中に掲載できてよかった。今日はロザンの誕生日なんです。Happy birthday,Rozan!!