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停戦を経て‐UNRWA・Sulafaガザ難民女性たち

こんばんは。パレスチナ・アマルの北村です。もう一か月以上もブログを更新していませんでした。
ガザが戦争中は、なんだかそんな余裕もなく。ようやく私としても落ち着いてきた感じです。現地の状況はまだ予断を許しませんが。

戦争中は、ずっとガザに心を寄せていました。毎日、停戦はまだかと待ちわびていました。
その間、先行支援という形で受注販売を行い続けました。
戦後、疲弊したガザにおいて生活を立て直すには仕事が必要。だから、たくさん注文をすることで、彼女たちを応援することができればと考えたからです。

Twitterでたくさんの方に拡散いただき、日経新聞の春秋でも取り上げて下さいました。
その後、NHK、神戸新聞まいどなニュース・Yahooニュース、中日新聞・東京新聞にも掲載頂きました。
ありがたいことに、たくさんのお問い合わせをいただき、私ひとりでは対応が難しくなり、インターンをお願いすることに。

メディアだけでなく、滋賀大学のオンラインセミナーに登壇させて頂くことも。
若い世代にもガザに興味を抱いてもらえればと、お話しさせて頂きました。

たくさん展開がありすぎて、何を書けばよいのやら。でも、ざっとこの一ヶ月はこんな感じで過ぎていきました。

反響が大きくて、こんなにたくさんの方がガザに心を繋いで頂けるなんてと感動しました。けれど、現地の状況は惨憺たるものです。

先週の水曜日、UNRWA保健局長の清田先生が、ガザのSulafaを訪ねて下さいました。

先生がおっしゃるには、戦争中に受けた心の傷は、まだ癒えることはなく、彼女たちが刺繍づくりに戻るには時間が必要だとのこと。

まだボーダーも開いておらず、いつガザから物が送れるかも目途がたっておりません。

傷ついたガザ。傷ついたSulafaの女性たち。彼女たちが立ち直るまで、時間を頂けましたら幸いです。どうぞ、よろしくお願いします。

 

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